お世話になった方や親しい方の葬儀に出席したい気持ちはあっても、どうしても所要で欠席しなければならないこともあります。一般的に欠席する理由としては怪我や病気、入試や入社面接、仕事といった理由が多いです。ただし、事情があって欠席したほうが角が立たない場合などもあります。
その場合には、「やむをえない事情がある」と伝えて参列できない旨を伝えることで、波風を立てずに欠席できるでしょう。欠席する場合には、何に出席できないのかによって方法が異なるといわれています。お通夜だけに参列できる場合には、お通夜の席に参列した際に直接喪主に伝えればそれ以外必要ありません。
なお、お通夜は参列できず、告別式に参列することができる場合は特に連絡する必要はないため、告別式にだけ出席してください。どちらにも出席できない場合には、電話やメール、ハガキのどれが断り方として礼儀正しいのかは、訃報を受けた方法によります。電話で受けた場合にはその場でお断りすれば問題ありません。その際、なるべく大まかな言い回しで断ったほうが、相手に失礼にならないでしょう。メールで連絡を受けた場合にはメールで返信することも可能となっています。ただし、返信する際の文面については、なるべく参考になる例文を確認して、礼儀にかなったやり方で返信しましょう。なお、欠席した場合、弔電や香典を後ほど送ることを忘れないでください。