近年、様々な選択肢があるのが葬儀・告別式ではないでしょうか。従来のように自宅葬をする方もいますし、葬儀社の所有する会館で葬儀を行うケースもあります。どちらが良くてどちらが悪いという問題ではなく、メリットとデメリットを十分に理解して依頼をすることが大切です。
自宅葬の良い点としては、最期の時間を住み慣れた我が家で過ごせることに尽きます。テントやパイプ椅子は葬儀社が用意をしてくれますし、棺に入れる品物を忘れてもすぐに取りに行くことが出来ます。デメリットとしては、近隣の方に手伝いを頼まないといけない場合があることです。
価格を抑えることが出来ますし、地方においては自宅葬がまだまだ主流となっています。ただ、忘れてならないのは故人の感情です。エンディングノートが人気を集めていますが、なるべく元気なうちに意向を確認しておくべきです。それは死を意識して書くのもではなく、元気だからこそ考えられるものだと言えます。細かな要望を書き記すことも出来ますし、どんどん上書きをすることも出来ます。ノート自体の値段も安いですし、後々のトラブルを防ぐ最善の策です。ノートがあることで、家族の混乱を最小限に抑えることが出来ます。